2022年6月に閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」では、政府行政システムの改革や新しいデジタルサービスの提供に関する方針がうたわれています。また従来から「クラウド・バイ・デフォルト原則」として、政府の行政システムでは、まずクラウドサービスの採用を検討することが推奨されてきました。その受け皿としてのガバメントクラウド認定も 4社となり、基盤の選択肢が増えてきています。
しかしながら、各府省が持つ巨大な業務系システムは、その大きさと複雑さから一足飛びにクラウドへリフトすることは容易ではありません。政府のガイドラインでも従来型のオンプレミス構造のシステムをそのままクラウドにリフトするのではなく、アプリケーションのクラウドへの最適化(クラウドネイティブ化)、あるいはアプリケーション構造を近代化(モダナイズ)した上でのクラウド移行が求められています。
これらの背景から、これからの行政システムでは複数のクラウドやオンプレミスを含む、複雑な基盤環境でのクラウドネイティブなアプリケーションの開発・運用が求められていきます。
このセミナーでは、オンプレミス、マルチクラウドなどの様々な環境でも、シンプルで統一されたクラウドネイティブな開発・運用とセキュリティコントロールを実現するレッドハットのソリューションをご紹介します。
タイトル(key note title)
デジタル・ガバメントにクラウドネイティブがなぜ必要なのか?
~デジタル庁が掲げるクラウドスマートによってアプリケーションのモダン化が加速する~
概要 (summary)
デジタル庁は政府のクラウドの利用方針をクラウドファースト(第一候補)からクラウドスマート(適切な利用)へと発展させ、これから開発していくアプリケーションについてコンテナやマイクロサービス、IaC(Infrastructure as Code)などクラウドネイティブ技術の採用を推進しています。本講演ではクラウドネイティブの動向について解説し、政府や自治体のITシステムにおけるクラウドネイティブの必要性とその効果について考察します。
講演者 (speaker)
株式会社アイ・ティ・アール
シニア・アナリスト
入谷 光浩
本イベントに関するご質問は、event-jp@redhat.com までお問い合わせください。
Important Notice | |
|
|
15:00 - 15:05 | ご挨拶 | レッドハット株式会社 常務執行役員 エンタープライズ事業本部長 赤田 将之 |
|
15:05 - 15:35 | デジタル・ガバメントにクラウドネイティブがなぜ必要なのか? ~デジタル庁が掲げるクラウドスマートによってアプリケーションのモダン化が加速する~ |
株式会社アイ・ティ・アール シニアアナリスト 入谷 光浩 氏 |
|
15:35 - 16:05 |
アプリケーションのモダナイズ化戦略
〜 ツール, サービス, プラットフォーム 三位一体のアプローチで安全にプロジェクトを導く方法 |
レッドハット株式会社 APAC Office of Technology GTM ストラテジスト 岡下 浩明 |
|
16:05 - 16:25 |
Azure AIサービスにより、アプリケーションをEmpowerさせるOpenShift基盤
~AROとAOAIで実現できる世界~ |
日本マイクロソフト株式会社 クラウド&ソリューション事業本部 インテリジェントクラウド統括本部 部長 平野 和順 氏 |
|
16:25 - 16:45 | ガバメントDXを支えるIBM Cloudの 新しいハイブリッドクラウドアプローチ |
日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部 クラウド・プラットフォーム・ テクニカルセールス 夛田 勇樹 氏 |
|
16:45 - 16:55 | Q&A セッション | ||
16:55 - 17:00 | クロージング | レッドハット株式会社 エンタープライズ事業本部 公共事業部長 松下 悟 |