ポストコロナのニューノーマル対応　グローバル企業のDX成功事例から学ぶ　ウェビナーシリーズ

新しいレベルの自動運転技術の開発に各社がしのぎを削る中、BMWは世界中の自動車から収集されたビックデータを利用した新しい自動運転プログラムの開発基盤を構築しました。驚くべきは2億4000万キロメートルに及ぶ230 PBものテストデータ分析基盤をわずか3か月で構築したことです。結果としてドライビングシミュレーション開発期間を半分に短縮することが可能となりました。
本セッションでは、BMWが構築した自動運転プログラム開発基盤に何が必要だったのか、230PB のデータ分析基盤を短期間で構築できた理由ついて解説します。また後半では今注目を浴びてきているマネージド型マルチクラウド環境の最新情報をご紹介します。

#2 ルフトハンザテクニックにおける業務システムのマイクロサービス化への道のり

航空機の整備、補修、オーバーホールサービスを提供する世界最大の独立系MROプロバイダーであるルフトハンザ テクニックは、航空業界向けのデジタル・プラットフォームを構築したいと考えていました。
このプラットフォームは AVIATAR と呼ばれ、航空会社がデータを利用して整備を効率的に管理しスケジュールすることによって、遅延やキャンセルを回避できるよう支援します。同社は、Red Hat のエンタープライズ・オープンソース・ソフトウェアをベースにしたハイブリッドクラウド基盤を使用してAVIATAR を構築し運用することを決めました。今回のセッションでは、同社がどのように業務システムをマイクロサービス化していったか、なぜそうしたのかについて紹介します。

#3 エアバスの事例に学ぶ業務自動化の進め方

ヨーロッパの航空宇宙機器開発製造会社であるエアバスのIT部門では、膨大な管理対象サーバ、機器を維持管理しつつ、社内の各ビジネス部門やサプライヤ、顧客への多種多様なサービス提供が求められていました。
日々の維持管理業務をどのように効率化しながらデジタル化を推進して、より迅速に市場への価値提供をできる組織になっていったのか、その取り組みや進め方、具体的なユースケースをご紹介します。

#4 Lockheed Martin 事例から学ぶスピードとイノベーション

スピードとイノベーションを求める顧客要求に対し、Lockheed Martinでは開発プロセスは計画に2〜3年、実装までに5〜7年を要する状況で、旧態然としたサイロ的な組織文化が変えられずにいました。しかしCI/CDパイプラインを構築し、数年や数ヶ月を要していたソフトウェア・ツール の開発に必要な時間を数日にまで短縮し、従来のウォーターフォール型の開発環境と比較して3年も開発期間を短縮出来ました。また6名だったエンジニアは100名強のチームに成長を遂げるまでに至りました。それらの成長の要因は企業文化の革新でした。最も重要な要因であった企業文化の革新を進めたOpen Innovation Labsと、スピードとイノベーションを実現できた背景をご紹介いたします。